内モンゴルのレアアース輸出は量・価格ともに減少―中国メディア

内モンゴル自治区のフフホト税関によると、今年1~11月の内モンゴル自治区のレアアース輸出量は前年同期比16.8%減の3904トン400キロで、輸出額は同41.9%減の1億8000万元、輸出平均価格は同32.8%減の1トンあたり4万4000元だった。17日、中国新聞網が伝えた。


内モンゴルは世界でもレアアースが豊富な地域で、特に包頭市バヤン鉱区は質、量、種類ともに世界トップクラスと言われる。

フフホト税関によると、レアアースの9割は内モンゴル包頭市から輸出されており、米国が主要な輸出国となっている。今年1~11月でみると米国には1979.5トンが輸出され、全体の50.7%を占めた。

生産量、価格共に減少していることについて同税関は「世界でレアアース調達の多様化が進んでいることと、市場の需要が緩んでいることが原因」と分析している。

2014年12月21日

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